240万人のアルビストーリー 12 from名古屋

夏ばてに秋の猛暑の追い討ちをくらい、錯乱しかけるわたしのフィジカルをどうにかなだめつつ、
あれほど待ち焦がれていたはずの秋の涼風にいざ吹かれてみれば、ふと寂しさをおぼえる今日この頃。
Jリーグが佳境にはいるこの時期に、都会のデパートではお歳暮商戦がはやくもスタート。
TVで冬タイヤのCFがはじまれば、J各クラブでは来季の構想がサッカーNEWSの裏側に見え隠れしてきます。
そして、「あの」チームの伝説の「あの」人がいよいよ帰って来るとか……。
 
台風が列島に接近していた9月某日、新潟でも生ぬるい風とゲリラ的に降る雨のなか名古屋から雑誌記者が取材にたちよりました。
約1時間の撮影と雑談のあと、駅へと送る車からビッグスワンの勇壮、かつ麗美な姿が見えてきました。
当然車内ではサッカー談議へとなだれこみます。
 
「海本は今新潟にいるのですか…驚きです」
記者さんは、どうやら「クレイジー」というほどのサッカーファンではないことが会話の冒頭から露見しました。
 
「新潟の観客動員はおどろくばかりですね。私もピクシーが居たころはスタジアムに足を運びましたけど…」
 
そう、そのピクシーこと、ドラガン・ストイコビッチがいよいよ自身も愛着のある名古屋の監督へと熱望されているようす、
名古屋サポーターに限らず、サッカーファンならだれでも、いやサッカーファン以外の人でも広く知られた「伝説」のスターです。
雨でぬかるんだピッチの上をリフティングでボールを相手ゴール前まで運んだプレーは何度もTVでみせられました。
 
「彼が引退してからはスタジアムが遠くなりました。そこへいくと、新潟はすごいなぁと、いつも思います」
駅が近づいたあたりで記者さんが、ふと、つぶやきました。
新潟がこれといったスターもいないのに関わらず上位にいるのが凄いのか、観客動員が浦和についで2位なのがすごいのか、
意味はわかりませんでしたが、新潟がいろいろな角度や視点から間違いなく注目され続けているのは確かなようです。
さて、それと注目の名古屋の来季の指導体制はどうなるのか、目が放せません。
 
記者さんが車から降りる直前、最後に一言。
「名古屋はどうゆうわけか新潟に相性が悪いですよね。くやしいながら。」
わたしは、当然それが逆にうれしい。
きっと彼との別れ際の私の表情は満面の笑顔になっていた、に違いない。
 
BY シュガーレス・ライフ
広告
カテゴリー: シュガーレス・ライフのコラム パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中